囲炉裏コーナーのドーム
囲炉裏コーナーのドームは Eco-Cabin の延長線上にあり、作られたのも実際に
Eco-Cabin の後であった。 正20面体を基本構造とした Eco-Cabin は、正五角形の床を除き、一辺(a)の正三角形を15面に持つ構造で、各頂点は半径(0.95a)の球面に内接している。この三角形で各辺を3等分して9個の正三角形に分割し、この9個の三角形を半径(0.95a)の球に内接するように膨らませることにより(15面x9面=135面)の球体に近いドームを作ることが出来る。 これは五角形(黒)と六角形(白)との組み合わせによる球と見ることも出来、正にサッカーボールそのものである。 また、最近話題の分子構造「C60」そのものでもある。 「サッカーボール」あるいは「ジャングルジム」の中で囲炉裏を囲むという素敵な構想である。 基本構造は長さの違う「梁」5種210本と形の違う「ハブ」3種76個をボルト締めして組み立てられる。 下から組み上げていくので、それ自身が足場となり非常に簡単に組み立てられる。 普通の構造体は Eco-Cabin のような簡単なものでも足場が結構厄介なものである。 設計は結構複雑で随分楽しませてもらいました。 基本設計が完成しているので望みの大きさのドームが比例計算だけでできるようになっています。 作ってみたいと思われる方はご相談下さい。お役に立てると思います。 |
ドームの組立て工程をスライドショーでご覧に入れましょう。
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