今年３月に「夕陽の丘」よりの夕焼け遠望で車山山頂にある気象レーダー観測所の直径４ｍのパラボラアンテナの入ったドームの写真をご紹介しました。 １０月７日にその車山山頂にて行く機会があり間近にドームを見る事ができると同時に３６０度の展望を楽しむことができました。車山の標高は1925mと大して高い山ではありませんが周囲に妨げるものがなく完全に３６０度の展望がききますので気象観測用のレーダー設置場所としては最適な場所であることが実感できました。富士山山頂のレーダーは役目を終えて気象衛星にその座を譲りましたが、1999年と最近建設された車山のレーダーの重要性が推察されます。 　幸いなことに八ヶ岳連峰の右側に微かに富士山のシルエットを見る事ができました。何時も近くから富士山の撮影を楽しんでおりましたので約90km離れた場所からの富士山を見るとこんなにも小さいのかと吃驚しました。富士山に雪が積る季節になればもう少しハッキリと存在を主張することでしょう。 (2005.10.13 　dora記)

南アルプス遠望