ネパール・カトマンズ (2011.12)


ネパールは、北に中国(チベット)、南にインドに挟まれて、ヒマラヤ山脈の南側に位置する東西約1000km、
南北幅200-300kmの山国です。面積14.7万平方km(北海道の1.8倍)、標高8000mから70mの亜熱帯地域に、
2800万人が暮らす多民族国家です。
政治は2008年に王政から共和制に変わりましたが、多民族国家のため多数の政党が存在し、政局は安定していません。旅行中にも政府の政策に反対するゼネストにでくわしました。
インド・アーリア系民族とチベット・ミヤンマー系民族からなり、ヒンドゥー教と仏教が共存、融合する独特の文化を持っています。ヒンドゥー教では、カラスと犬と牛が神の使いとして崇められるので、街中で犬が悠々と寝そべっているのに驚かいたされました。
経済的には後発開発途上国で、農業とヒマラヤ観光が主産業です。電力、交通、道路、等の社会インフラの
整備はまだまだで、首都カトマンズでも度々停電があり、バスには人が溢れています。

(2011.12 Notariさん記)