40年来の友人ジュンさんご夫妻が　ノルウエーの　世界遺産の街　フィヨルドツアーの出発地 　ベルゲンを訪問されとても綺麗な写真を沢山送って下さいましたのでお楽しみ下さい。 (2006.03.02　dora記)

昨年の夏、８月も終わり頃ノルウエーのオスロに出かけたついでにベルゲンに立ち寄って来ました。北の最果ての町かと思っていたのですが、オスロからはほぼ西に300kmの美しい港町です。　首都だったこともあり、商業都市として歴史は古く13世紀頃からドイツ商人が入り込みハンザ同盟を作ったりして栄えていたそうです。そのなごりである木造の建物の家並みが特徴となっています。 (写真 1, 2 ) 現在のベルゲンはこれらの古い町並みとフィヨルド観光の基地として、また作曲家グリーグの故郷として多くの観光客が訪れています。

写真　１

写真　２

街を見下ろす Floyen 山にケーブルカーで登るとヴォーゲンの入り江の様子が良く分かります。 (写真　3、４)

写真　３

写真　４

ここに大きな観光船が入ってきたり、また海からフィヨルドを遡っていく観光ボートも出ています。 (写真　5、6、７)

写真　５

写真　６

写真　７

ハンザ同盟の家並みの先にはマリア教会とホーコン王の館があり、このブリュッケン通りは格好の散歩道です。(写真　８，９）　レストランも多く北の海の幸を満喫できます。（写真　10、11）

写真　８

写真　９

グリーグの家は Trold haugen の丘にあり、ベルゲンから車で15分くらい、水を眺める景勝の地で美しい家と小さな作曲小屋があります。彼の美しい歌曲やイ長調のピアノコンチェルトを連想させるムードがあります。(写真　12）　小さな作曲小屋を見て、以前、doraさんご夫妻と訪問したオーストラリアのヴェルター湖畔、アッター湖畔のマーラーの作曲小屋を思い出しました。名曲には美しい水の風景が必要なのでしょうね。

写真 10

写真 11

ベルゲンの周囲には多くのフィヨルドがあり、いろいろ楽しめます。最もポピュラーな観光コースは「Norway in a nutshell」といわれるものでベルゲンから国鉄でVossまで行き、そこからバスでGudvangen,そこからFlamまでは船ですが、時間が許せばゾグネフィヨルドのかなり奥まで周ることができます。山歩きの好きな方はFlam周辺には格好のハイキングコースが沢山あります。Flamから国鉄のMyrdalまではフラム鉄道の登山列車で約860m程登ります。これも趣があります。この逆も行けます。オスロから列車でベルゲンに向かう場合などはその方が便利です。（写真 13,　14,　15,　16,　17,　18,　19） 　鉄道は夏場でも混雑はなく、比較的楽な旅行を楽しめます。他はベルゲンから船でフィヨルドを遡って行くことも出来ます。だんだんと両岸が迫ってくる様子を楽しむことが出来ました。(写真 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26） (2006.03.02　ジュン記)

写真 12

写真　13　　Norway in a nutshell

写真 14

写真 15

写真 16

写真 17

写真 18

写真 19

写真 22

写真 26

写真 25

写真 24

写真 23

写真 21

写真 20